本年度も始動しました。本日は本年度初の開催です。

コロナ禍で食堂は開催できませんが、昨年度と同様、様々に工夫しながら、安心安全に食の提供を実施していきたいと考えます。

本日は筍弁当を作り、口コミやLINEの告知をみてご来場いただきました皆様に無料でお配りしました。本来でしたら子ども100円のところですが、現金を介して感染の懸念もあると思います。感染リスクはできる限り軽減したいので、しばらくは無料とします。名簿受付の方にはフェイスガード、ラバー手袋、マスクを着用いただきました。

今まではどちらかというと、ボリュームたっぷりな品々を、サイドメニューはビュッフェスタイルでという案内で実施しましたが、アフターコロナは「足るを知る、丁寧な食事作り」を目指します。

今回のメニューは、主役が「山椒」です。ご飯やおかずの上にある小さな葉、飾りだと思って食べずに捨ててしまう方が多いと思いますが、食べられますし美味しいものです。こうした小さな心使いを、豊洲の子ども達に知って欲しいです。漢字も覚えて欲しいので、お品書きにはふりがなをつけました。

筍御飯、美味しい!作り方を教えて欲しいとリクエストがありましたのでこちらに。基本は『NHKきょうの料理』のレシピを参考にしました。 筍の固い部分とやわらかい部分を分けて、固い部分は油揚げと共にみじん切り、やわらかい部分はおおぶりに切って御飯の上にのせました。ご飯を炊くときに切り餅を入れると御飯がもちもちになるというのは、豊洲こども食堂のオリジナルレシピです。見栄えも味もよく、大満足のタケノコご飯弁当となりました。

豊洲こども食堂のお弁当は、今後、仕切りや飾りなど、プラスチック素材のものは使いません。お弁当箱の中身は、全部食べられるものばかりです。大葉なども是非食べて下さいね。

少しの手間と工夫で、なんでもとびっきり美味しくなります。調理だけでなく、勉強でも運動でも、趣味でもお友達付き合いでもそうです。なにより達成感が大きく自分も嬉しいですよね。子どもの多い豊洲ならではの、子供たちに伝えたい事、楽しいニュース、豆知識などを発信していきたいと思います。

ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。